速い、速い、逃げる二月。
たいへんご無沙汰をしてしまいました。新年のご挨拶も申し上げずに、一月は行き、二月もあと一日。まだ厳しい寒さがのこりますが、春を呼ぶ三月も目前になりました。
年明けとともに、神田神保町三省堂古書館「新春古書市」(1/22~2/2)の準備。出品にあたり、ワゴンの上に棚をのせ、本を陳列することが古書市の鉄則だとか。で、何とか、棚箱18個を自ら作ったものの、そこで早や、息切れ!? 出品書籍の選択にじっくり取り組めず、案の定、売り上げは、??? 反省材料の多い、また、収穫の多い古書市参加でした。
後半のレジ当番日「〇〇さん」と店主を呼ぶ声、元勤務先の後輩。ホームページを見て足を運んでいただいたようです。10数年ぶりの再会でした。今は図書館に勤めているとのこと。うれしい限りです。
Azuki堂も、今日で開店3周年を迎えることができました。何とか生き延びることができています。
学生時代の友人・先輩・後輩、元の勤務先の方々、古書店の諸先輩など多くの方に叱咤激励をいただきながらなんとか続けていられます。
「家が壊れる。何とかしないと」などといいながらも許容?してくれている家族にも感謝です。
4年目に入るこの機会に思い切って、書籍の保管・作業の場所を探し求め、新たな気持ちで進めていきたいと思っています。
先日仕入れた本から
料理は一生懸命になって作っていると必ず旨いものが出来る。仕事も同じである。
一生懸命の人間を裏切ることはない。人のすることは凡て思いの反映である。宇野千代
(帯に「幸福人生の天才が遺した不朽の言葉!」とありました。)
Azuki堂にアクセスしていただきました皆様ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
寒さは続いていますが、春はそこまで・・・。